規制の論拠

賛成と反対について考えてみた。

  • 反対
    • 青少年ネット規制
    • 準児童ポルノ
    • 児童ポルノの所有のみによる処罰規定
    • 風俗営業店の深夜営業
  • 賛成
    • 銃所持規制

この境目が本質的にどこにあるのか誰か教えてください。

鉄道復権(2)

東洋経済/鉄道復権 読了。

つかごめん、前項訂正。ちゃんと全部読んだら割と抜けてるかなーと思ったこともだいたいフォローされてるな!すまん!トラムトレインとかフランスの交通税とかもっと書いてもいいと思ったが、まあ少なくとも単語が出ている。素晴らしい。

「整備新幹線」にあんまり頁を裂いてないのも好感を持った。あの亡霊は交通の未来を考えるに当たっては邪魔になるような気がする。

次、「航空+鉄道」とか「総合交通体系」とかで特集組んでくんないかなあ。。。バスマニアとかも喜びそうな感じで。空港アクセス鉄道とか、航空機代替鉄道路線とか、渋めの面白ネタがあるかと思うんだが。あと物流ネタ。貨物!貨物!世界の鉄道貨物!

ハァハァ。萌えー。

インタラクティブと抽象化

なんかテレビ番組表見てたら竹中直純兄さんの名前があったのでデジスタ見てみた。

もう5年とかの単位で会ってないけど、笑い方とか、竹中さん変わんねーなーと思ったけど手を見たら老けてたw

なかなか選作が面白いんだよなー。これが。なんか最近この手のもの追いかけてないけど、やっぱ逐次誰かがこういうものを作っているってのは素敵な事だよなと思いつつテレビなので体験できない事にストレスを...

僕がずっと興味を持っていることの一つに、こういう「インタラクティブ作品」と「抽象化一般化レイヤ」との接点ってのがある。

今やってるヨシオっていう「息を吹きかけると反応する」作品、この作品インタビューだけから判断すると、PC用のファンが割とお手軽に速度関知できるようになったからできた作品のように聞こえる。まあもちろん別にそれがなくても回転数検出する回路を自分で作ればいい話なのではあるのだが、お手軽に作れるならそれに超したことはないだろう。

インタラクティブアートで一番僕が惹かれる類の作品って、そこを絶妙に「今あるレイヤの上に立って新しい経験を見せようとしているもの」なんだよな。かなり多くの場合、そこを意識できない作品ってのはやっぱ一発屋で、まあ一発屋が悪いって訳じゃないんだけどなんか個人的にはちょっとね。

OSとか勉強したり、標準化団体?で働いていたりした経験と、たぶん社会システムとしての鉄道マニアとしての血が、常に一般化と抽象化による標準化が気にかかるように僕をし向けるのではないかと思うのですが、僕の場合たぶんそれを気にすることがコストになって面白いことをできなくしている気がするんだけど。

まあこの手のことはetoさんあたりの動きを見ていると本当に脱帽します。よくやるぜ。

この前W3CのVideo on the web? ワークショップで一番興味深かったのが、まさにニコ動の話で。ニコ動つかドワンゴの人に対して、Web video の標準化の話を聞いても当然話がズレるんだよな。ズレるっつかそこで勝負してないから聞かれてもなあ、っつか。ま当たり前だが。

オチはありません。

鉄道復権

やっと例の「鉄道復権」東洋経済を買ってペラペラざっと読んでみた。

んー、これはすごいな。なんでこんな力入ってるんだろう。でもシンプルな話、道路特定財源の話がこんだけ騒がれてるのに、この程度の「現代鉄道常識」が鉄道趣味紙以外でまともに取り上げられて無かったってのも問題っつや問題よね。

貨物モーダルシフトもLRTも三大メーカー+韓国ロテムの話も一通り入ってるしなー。

三井物産の鉄道機器リースの話は、もうちょっと大きく取り上げて欲しい感じがしたけど。ヨーロッパの上下分離と組み合わせた動きとしては非常に面白いからなー。

あとやっぱ、道路特定財源の話と絡む話として、ヨーロッパでの公共交通機関に対する補助金スキームと日本の違いをもうちょっとつっこんで欲しかったなー。週刊東洋経済なんだし、もうちょっとお金の話が必要なんじゃないかという気もした。続きを読む

自由を誰かに

久しぶりに読書ネタ。

自由はどこまで可能か―リバタリアニズム入門 (講談社現代新書)


なぞ読んでみた。で、思っていたことぞメモを。

僕は基本的に「自由主義者」で、特に文化・社会においてかなり自由原則でモノを考えていると思う。とはいえ、まさに本書のタイトルの通り、「自由はどこまで可能なのか」がいつも良く分からないのだ。ので読んでみた。

特によくわからんのが、なぜ「(国・地方を問わず)政府や法律」で、文化的なコントロールをしようとするのか、またその有効性があると信じられているのかがよくわからんのだ。

猥褻物陳列罪が典型で、あんなもん法律作って規制するような事柄ではないと思うのだ。同様に、深夜にクラブは営業するなとか、そういうのは全部なぜ制御しようとするのかわからない。どうして家族の形を法律で規定する必要がある?

さらに最近ややこしいのは、「青少年保護」を錦の御旗にすると規制や検閲がなんでもありになってしまいそうな論調が強いこと。準児童ポルノってなんだ???それは誰の権利を侵害してるんだ?

原則として「より良い社会を作るため」に「何かしてはいけないことを設定」してはいけないと思うのだ。誰かが何かをしてはいけないのは、他の誰かが何かをする自由を奪うことだけだと思うのよね。

とはいえ、何らかの社会秩序の維持機構が必要じゃないかという話もあるのはわかるんだけど、どうしてそこで、政府の横暴を往々にして訴える野党陣営が法による規制に走るのかわからない。

とはいえ、自由放任で全てなんとかなるとも思えんのよね。自由放任と多様性の維持を両立させるのは、自由放任ではないルールが必要なんだろうか? そのルールの執行母体は国なんだろうか?

まあ、この本自体は比較的経済制度とか法制度について裂かれているので、文化的な側面の話は多くないんだけど。でもまあ、文化と経済は一体だから。

経済面にしても、格差社会は良くない、是正は必要だ、っていうのはある程度賛成できる側面があるんだけど、それは社会が比較的安全に多様性ある形態を実現するためには、なんらかの形で所得の再配分が起きた方がいい、というような前提になると思うの。でもさー、例えば農村への補助金ばらまきとかってまったく多様性の維持には寄与しないじゃない。政府がある種のバイアスをもって所得の再配分をやるのはすごくバランス悪く間違った高位なきがするんだよね。

仮にまっとうな所得再配分があり得るとして、変な政策バイアスなしにそれを実現することは可能なんだろうか? それを実行する母体は政府や自治体なんだろうか? 

負の所得税というアイデアがなんか妥当な気がしてくるんだけど、それもなんか現実レベルでワークするのかよくわかんない。

まあ、全面的に賛成しておお、オレはリバタリアンだ、って思えるような本じゃなかったんですが、立ち位置をクリアにするというためのホントしては非常に面白かった。
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