2008年07月

御財布携帯

書いてなかったけど、発売日にiPhoneを買った。ソフトバンク花小金井店では10:30ごろ行ったら8Gモデルの整理券くれたんです。並んでません。

まあ、そんなこんなんでここしばらく使ってるんですが、やっぱりなんだかんだでビミョーに使いにくく、致し方なくauと併用。ていうかe-mobileも持ってるし、料金が際限なくなってしまうのでどうにかしたい。一番使ってないのe-mobileだが...

PCのメールを読むのはヒッジョーに楽なので、これはすごく助かる。あとやっぱ、Opera(auのフルブラウザ)をキー操作で使うのに比べると、あのズーミングインターフェースはかなり楽。現実的に使える。航空会社の予約サイトとか使う気になったし。

日本語変換は、もしキビキビ動けば我慢できるレベルだが、いかんせん遅すぎる。ファームウェアアップデートを望む。

まあしかし、なんだかんだで一番今困っているというかiPhoneに一本化できない理由は、まあインフラが所詮禿fone3Gのみって使えねーよバカという事もさることながら、やっぱ御財布携帯じゃないのがねえ...

なんかSuicaをカードに戻してみたり、工夫してみてるんだが、基本的にもう財布にカードを増やしたくないので、限界を感じる。

ふとSuica定期を買おうとおもったらクレカ一体型が限定されるなとか。

Nanacoのカード新しく作るのあほらしいとか。

セゾンカードだとQuickPayはおサイフケータイのみ対応とか。

うーん。。。

あとNAVITIMEはいつになったらサービスインするんでしょうか。思ったよりGPSの測位時間と精度が高いので期待してるんですが...と思ったら、Apple が iNavigation 独占提供とかいう噂が...「iPhoneネイティブアプリ開発用のSDKには、リアルタイムルートガイダンスを提供してはダメだという記述がある。」とか言うじゃないですか。

絶対AppleではEzNaviwalkぐらい痒いところに手が届くサービス作れないと思うので、独占提供はやだなあ。

熱さまシート愛好会

私が敬愛して病まない、べつやくれい様ですが、全く運命としか思えないつながりを再び発見したので嬉しい次第です。

http://portal.nifty.com/2008/07/26/a/

私も熱さまシートをたいへん愛用しているのです。まさに、本文の通り、「仕事中、ぼんやりしてしまったり、眠くなってしまった時は即熱さまシート」派をやっているのです。

特に夏場は欠かせません。外でぼーっとしたらとりあえず熱さまシート。

問題は私にとってはあまりにカジュアルすぎるため、たまにつけたままコンビニに行ってしまう、つけたままキャンパス内をうろうろしてしまう、などの問題が発生することです。

昨日もつけたままキャンパスをうろうろし、危うくそのまま試験監督をしにいくところでした。

しかし私(たち)に今求められているのは、もっと気軽に熱さまシートをしたまま外出し、別に町中で熱さまシートをしているひとがいても、それが春先のマスクぐらいの違和感でスルーされる存在となることなのかもしれません。

しかしこんにゃくはなあ。

心の旅

Eat your own dog food, というわけで授業で取り扱ってみた者の個人的にはいまいち消化不良だった偏愛マップとマインドマップについて考えて見るべく、テスト中。どういうものなのかは下記URL参照。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070625/275770/

というわけで、羽田で次の本を買ってきて飛行機で読んでみた。

ザ・マインドマップ


なんかさー、面白いしいいことがかいてあると思うんですよ、もしこういう考えに触れたことがなければすごく実用的だと思うし、目的に向けて良くかかれていると思う。

でもなんか、もんのすごく自己啓発書っぽいんですよね。それも現世利益型の、会社研修とかで使うタイプの自己啓発。そこのテイストの部分でなんかシンプルに読めないんだねー。何ページがにいっかい引っかかっちゃう感じ。

「このように芸術的なマインドマップになるのです」とかさー、はーそうですかー、って感じなんだよなー。

なんかもっと素直に、「絵を積極的にガンガン使って、色や線で表情豊かにノートを取るとすっげー分かりやすいよ!楽しくね!?」っていうようなノリで十分なんじゃないかと思うんだけど、ねえ。

まあしかししんぷるに、この手の「ポジティブ」に覆われた文章を読むのが苦手という私の問題かもしれん。ま、ダイヤモンド社だしな。

で、そのあと、FreeMind 使って今やってる仕事整理してみるんだが、なんというかこれがあんまり楽しくならないってのはやっぱ仕事に活力がないんだろうなー、とか思った。現状の認識には役に立つわな。

ハノイ

毎度ですがハノイに来ました。

諸事情により東京に少しでも残りたかったので、初めて夜に着く関空経由のJAL直行便で来た。

HND->KIXがJEXの国内線仕様737-800, KIX->HANがJAL?の国際線仕様737-800。

737-800で5時間の国際線はやっぱ狭いなあ。デカすぎるのもなんかやなので、やっぱ767ぐらいが丁度いい気がするなあ飛行機って。

しかし国内線仕様の737-800がなんか椅子がいまいち...レカロの薄いやつなんだけど。新しい割にはどうなんかなーって感じだなあ。国際線は食事がいまいちでした。ま、中距離だし737だしね...なんかこう、夢のない機内だった...

空港タクシーがまた値上がりしていた。USDベースは変わらないけど、VNDベースの値段ね。割と信じているノイバイタクシーの運転手が新人っぽく、英語できないのに必死で料金所を通過したときに余計にお金をせびったり(本当はいらない)、降りるときも高く請求したりして、必死なのだが、そもそも道がよく分かってない時点で余計に払う気にもならず、絶対に規定額以上払わねえと怒っていたら(英語で)、彼は根負けした上に、VNDベースのおつりを間違えていた。

空港タクシーが信用おけないのって国レベルで評判落とすからなんとかしたほうがいいと思うんですけど、まあそういうもんだよなあ。

フローチャート

アルファブロガーのblogを参照して書いちゃうよ。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51083212.html

プログラミングの授業でフローチャートなんて使ったことないもんなー。

そもそも一番最近フローチャートという言葉を見たのは、加藤寛ゼミ(もちろん経済学の)でグループプレゼンテーションをするときのロジック組み立て用に使ってたって話なんだよな。

切磋琢磨―慶應義塾・加藤寛ゼミに学ぶ人材育成


ってまあこれ本こそ最近だけど、カトカンが経済学部の話だから20年ぐらい前の話だけど。2-30年ぐらい前ならまあ、コンピュータ分野でも普通にフローチャートからプログラミングを教えてただろうし、たぶんそういう所から誰かが拾ってきたんだろうけど。

でもそれいえば最近のSFCで井庭ちゃんの授業とかって、モデリングシミュレーションっていうタイトルだった内容とかを何つかって教えてるんだろうね。SFCは伝統的?に、社会的なモデリングと計算機系のモデリングをごっちゃに考える授業やってたしなあ。

プレゼンテーションを考えるために何をツールとして使うか、っちう事に関してで言えば、リニアな論旨展開がどの程度流れとして可能か、っていう発表形式の問題もあって、そもそもリニアに発表して大人しく聞くって場面減ってるしな。

人は見た目が100%でありモテたくて惚れたいのである

http://d.hatena.ne.jp/mamiamamiya/20080717

また雨宮blogに素敵な事が書いてあったのでそれについて思うことなど。

以前も何かにつけ書いた事があるような気がするが、私の信条として

「人は見た目が100%」

というのがあり、なんとかそれを教員として学生にうまく伝える事ができないかと思うことがあります。いやおまえそのツラでそのちょいメタボで言ってんだと思われますので具体的な方策は考えてないんですが。

まあそれにしてもさ。「人間は内面」とか言ったってさ、外見以外の何から内面知れっていうんだよと。そんでもってまた、外見「だけ」取り繕っても内面というか外見とセルフアイデンティティとの間にある程度バランスが確立されてないと、間抜けなだけですよねと。まあ間抜けなのも可愛いって考え方もあるが。

ヤンキーテイストは個人的には嫌いだが、ああいう外見をするのはそれはそれで内面を伝えるためのメッセージを採用しているわけで、他者の視線に対する鋭敏さという意味では真っ当な態度であって、問題は誰にどう見られたいのかっていうあたりの感覚のところであろう。(潜在的なモノを含む)仲間内以外からどう見られたいんだよあんた、的な問題。

まるで外見に気を遣っていないんですよー、というような「げんしけん」の斑目が咲ちゃんに言われる前の状況のようなオタク的な外見というのも、「秋葉系」という言葉ができちゃったりカテゴライズされたりすることから分かるように、外見に気を遣わないというのも含めて内面をメッセージ化してしまうわけですよね。それで買ったジャケットがアキバ専用服になるのが可愛いんだけどあれは。>斑目

というようなのは、長年たぶんお洒落だと思って人生生きている姉に思春期にかなり指導されつつ、鉄道研究部とかオタワールドにきっちり遣っていたあたりから今現在に至るまでのマイライフの反映であるわけで。

モテたくて(by 天久聖一)の意味をすごく広く取ることで、「他者からの視線によってのみ社会的存在としての自己は構成される」というテーゼを割とシンプルに伝えられると思っているのですが、「モテたくて」を読んでそれを考えろと言っても無理な気はするのだが。

モテたくて…


「モテたくて」が重要なのは、最後の方が「惚れたくて」になるっていう事でもある。単にホメ殺しじゃねえかという話はあるが、「モテたくて」=他者からの視線に対して真摯に対応する、なのだとしたら、「惚れたくて」=他者の外見的メッセージに対して徹底的にポジティブな読解を、誤読であろうが何であろうがやる、というかなりアグレッシブな態度表明を行っている事ではないかと思う。

「好みのタイプ」を探しているよりは、「相手の中で自分が好みなところ」を探した方が幸せになれるような気がするじゃないですか。

というようなあたりは生きる上で重要な態度だと思うんだけどな、と良く思うのでできればうまく後輩たちに伝えたいモノだなと思うんだけど、上下関係が存在する場所で言うにはなかなか Politically Incorrect な表現になってしまいがちなので、難しい。

で冒頭に戻って雨宮blogだけど、すごくいいなと思ったのが「この人の書いていることは、必ずしもモテや恋愛のことじゃなく、鬱病だらけの世の中をサヴァイブする知恵、みたいなことなんじゃないかと思う。」っていう一文。

僕は女子じゃないし、そもそも蝶々さんの本読んでないから僕自身が直接どう感じるかは分からないんで、女子学生に勧めるかっていわれたあまりにキモすぎるのでしませんけど、例えばむしろ10代男子は読むとすごい勉強になることが書いてありそうな気がするんだよな。

もちろん自分の関わった人が中身のない人には成って欲しくないけれど、「人は内面」だなんて無責任な事を僕は言いたくないし、外見だけに振り回されるのも内面しか考えないのも鬱への道に一直線って感じでお勧めできないと思いました。

それこそ「死ぬほど」外見は重要なんだけど、その重要さってのはそんなに悪い事じゃない、僕たちが社会性を持っているっていうのはそういうことなんだよ、っていう事が伝えられるといいな、と思いました。

この手のメッセージを書いている時の雨宮まみblogは本当に素敵だと思いました。

春学期終了

めでたく春学期担当分終了。オツカレサマでした。

正確にはもちろん成績付けやレポートチェックなどあるので、終わってないのだが毎週否応なくやってくる授業時間は終了。やれやれ。

よく考えたら非常勤は何校かやったことがあるものの、常勤でコース設計まで含めて考えたのは初めてだったので、自分で思っていた以上に真剣に考えて授業を考えていたような気がする。なんか金曜日授業終わったらどっと疲れていて、合流するといった宴会に行く気力も沸かずに研究室で寝てしまっていた。

正直どの課目も、やりたいと思っていた授業濃度の半分ぐらいしかできていないんだが、まあそれなりにやり方を考えさせられたので、トータルで見ると悪くはなかった。各授業とも数人は楽しんでいた学生もいたようだし。

課題は、「講義」と「訓練」と「発展的自習」をどう組み合わせるか、だなあ。

yehフェチ

Edgeが期待通りイイ曲でしたので、まー脳内リピートが止まらないわけですよ当然。

love the world(初回限定盤)(DVD付)


私にとってこの曲はやはりなんと言いましても "say yeh!"。

何度か書いておりますが、私は女子ボーカルのやる気ねーつか気合い入ってない "yeah!" に大変逆らいがたい魅力を感じるフェチを持っているのでございます。

Tommyとか、中島美嘉とかな。まああと似たような系列で Ivy とか、Stereolab とかも好きなんだと思われる。

まああれですよ、あゆとか鈴木亜美とかあんま得意じゃないの。元気だから。aikoは例外的に好きな気がしてきたが。

まーなんかいろいろ言ってるけど Perfume はたまらんなー。ほんとに最近Perfume しか聞いてないなー。

yeh!

まあそんな感じでー。

買っちゃった

(ツン)そんなに買う気なかったんだけど、朝10時半ごろ、ソフトバンク花小金井店に寄って在庫ありますかー、ってきいたら、12時頃来るとかいわれる。

じゃあとで来ますねーって言おうとしたら整理券くれた。

おう。0分待ちで整理券Get!

ま、しょうがない、買うか。

夕方買ってきました。iPhone 8G Black。

今日iPhoneを通常ルートで買った人の中で苦労してない度かなり高い方なのではないかと思いました。

(デレ)うわこれ楽しいわ。

auとエモバどうしよう...

「思いました」文体

なんかすっかりエセ教育者blogみたいになっておりますが、まあ許せ。

大学一年生とかに文章書かせると非常に気になるのが、「思いました」文体。全パラグラフの最後が「...と思いました」って終わってる感じのやつ。

どーもこの文体に違和感を感じるのだが、何故なんだろうと思いつつお休みで鉄道ファン読んでおりました。

鉄道ファンという雑誌、客層故なのだろうが、ティーンエイジャーの旅行報告を載せてることが多いんですよね。で、これが見事に「...だと思いました。」で終わる文章率が非常に多い。

というか、たいがいの読者投稿欄系で10代が「丁寧な文章を書く」と、過剰に「思いました」文体になる事が多いように見える。

たいがいの論旨展開は、

「...という事がありました/...という事を見ました」→「(私は)...であればいいなと思いました」

まあ一応、事実認識→提案ではあるんだろうけど、たいがい提案の手前に何の検証もないあたりがなんとなく不思議なんだろうか?

そしてまあいつも槍玉にあげるわけだが、やっぱり全般的に日本人の文章とか論理思考のガンは、「読書感想文」と「修学旅行の感想文」と「日記」を「感想」として書かせる事に由来しているのではないでしょうか。

どうしてそう思うのか、そう思うことの妥当性がどれぐらいあるのか、といった論理展開を引っこ抜いて、「なんかこうだった」「なのでこうだと思った」っていう2stepしかないの。だから、「と思う」程度の軽さでしか主張ができない。

何とかなんないのかね。

とはいえ、軽い文章なら別に「思いました」で終わってもいいんだけど、せめて全パラグラフが「思いました」で終わらない方がいいんじゃないかと思いました。

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