なんかテレビ番組表見てたら竹中直純兄さんの名前があったのでデジスタ見てみた。
もう5年とかの単位で会ってないけど、笑い方とか、竹中さん変わんねーなーと思ったけど手を見たら老けてたw
なかなか選作が面白いんだよなー。これが。なんか最近この手のもの追いかけてないけど、やっぱ逐次誰かがこういうものを作っているってのは素敵な事だよなと思いつつテレビなので体験できない事にストレスを...
僕がずっと興味を持っていることの一つに、こういう「インタラクティブ作品」と「抽象化一般化レイヤ」との接点ってのがある。
今やってるヨシオっていう「息を吹きかけると反応する」作品、この作品インタビューだけから判断すると、PC用のファンが割とお手軽に速度関知できるようになったからできた作品のように聞こえる。まあもちろん別にそれがなくても回転数検出する回路を自分で作ればいい話なのではあるのだが、お手軽に作れるならそれに超したことはないだろう。
インタラクティブアートで一番僕が惹かれる類の作品って、そこを絶妙に「今あるレイヤの上に立って新しい経験を見せようとしているもの」なんだよな。かなり多くの場合、そこを意識できない作品ってのはやっぱ一発屋で、まあ一発屋が悪いって訳じゃないんだけどなんか個人的にはちょっとね。
OSとか勉強したり、標準化団体?で働いていたりした経験と、たぶん社会システムとしての鉄道マニアとしての血が、常に一般化と抽象化による標準化が気にかかるように僕をし向けるのではないかと思うのですが、僕の場合たぶんそれを気にすることがコストになって面白いことをできなくしている気がするんだけど。
まあこの手のことはetoさんあたりの動きを見ていると本当に脱帽します。よくやるぜ。
この前W3CのVideo on the web? ワークショップで一番興味深かったのが、まさにニコ動の話で。ニコ動つかドワンゴの人に対して、Web video の標準化の話を聞いても当然話がズレるんだよな。ズレるっつかそこで勝負してないから聞かれてもなあ、っつか。ま当たり前だが。
オチはありません。