割と頑張って夜の打ち合わせに出ていたら具合が悪化しましたがなんとか快復中。

ところでGWのヒコーキで寝る間に読んだ。

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学


いかにプロジェクトがgdgdになるか、それにあたってSEというお仕事を担当される方々の特性がどう左右するのか、など、非常に良く書かれているとは思うんだけど、基本的に「どうダメなのか」をシニカルに書いてあるだけなので、こう。。。

いやなんつか、すごくもっともな事しか書いて無くて、もし本当に業務システム外注に出してはじめて「どーなってんの?」と思っている方面の方が読んだら、納得いくかもしれないけどたぶん納得するころにはもう手遅れというかなんというか。。。次回作に期待しましょう、みたいな状態になってんじゃねーかという気がするし。

なんだろうこの読後感のすごく納得いく感じと全然納得いかない感じの共存は。

基本的に僕が今「オタ的シニカルさ」をなるべく乗り越えようとするステージにあるから、このシニカルなテイストはイヤなのかもしれないとも思った。あと一歩ファクトが薄かったら、ただシニカルなだけだからな。そうなったらこの本ただの中2病の変種に成り下がってただろうし。

そもそもそのシニカルさに慣れる事自体がある種日本で情報システム外注するよーな場合に慣れておく必要があるテイストだというメタ訓練も含まれているのかもしれません。