「若者の海外旅行離れ」の件。

http://www.j-cast.com/2008/04/30019659.html

なんか、行かない心理がすごく良く分かる一方で、もったいないなあ、とも思う。僕自身が大学4年まで海外に行ったことなかったし、まあ国内は腐るほど旅行してたけど。でも今はご覧の通り、公私共々機会があればどこかに行きたいと思う。

確かに海外って全然快適じゃない。話通じないし、常識違うし、なんか不安だし。

で、行くとたいがいイヤな目にいくつか合って、同行者とも喧嘩したりして、疲れて帰ってくる。それでも何故かまた行きたくなるんだけどね。良くワカランが、そういう違和感を感じる事で何か自分の目線が変わるのが面白いのかね。

「いつでもいける」っていうのは間違いだと思うんだよな。はじめて言った海外が返還前の香港ですごく良かったと思うし、WTCが崩壊する前にNYに行って良かった。今定期的にハノイ言っていると本当に町がどんどん変わっていくので面白い。世界のどこであれ、今は今しかない。

日本国内だけ見ていると、成熟しすぎて「何も変わらない景色」か、郊外型店舗が増えるか、町が衰えていくだけだからなんだろうか。

もしそうであればなおさら、少なくとも私の依って立つ世界は多様で、不安定で、どうなるかわからない、という感覚を確認する事ってとても大事だと思うけどね。

まあカネだしてなんで疲れなきゃいけないのよ、っていやあそれまでだけど。