なんか去年も着ていたんだけどメカ沢Tシャツが学生から学長室までなんだか好評。
何かとグチグチ言ってますが、基本的に私はこの数年楽しく生きている。
学生見ていると思うのだが、自分が依って立てるものが何なのかまだ確立できてない時期って、自分に対する抑制を無闇に感じてしまって、行動に対して良きにつけ悪きにつけリミッターをかけてしまうものなのかもしれない。しかも成熟社会である日本では、抑制要因を見つけるのがとても簡単。
それは一般論で言えば「こんなに勉強ばかりしているのはつまらない人間かもしれない」とか、「遊んでばかりいるのはどうかと思う」とか、「これを変えてしまえないのは何か理由があるはずだ」とかまあ、方向性はいろいろあるけど、どっぷり浸かる前に何か止めてしまうらしい。
さすがに最近自分が大人でないとはあまり思わないのですが、大人になって何が楽しいかと言えば、そういう不可解な自己抑制があまりなくなったことじゃないかと思う。
というか、抑制している余裕なんかない。わりとなんでも全力でかかってないと間に合わないし、チャンスを逃してしまうのがわかっているし、抑制の理由が大概実在しないものだったり、とりあえず自制するよりやってみて誰かが怒ってくれるならそれはそれでいいや、みたいな投げやりさだったり、そういう諸々の事をカラダで知っているからなんだと思う。だってなあ。
なんつか、オッサンのズルムケさってあるじゃん。それがじわじわ身についているのは、そんなに悪い気分ではない。人が死ななくて金が支出可能ですむ範囲なら、何やったって別にいいじゃん。
っていうか何かをやらないのが一番まずい。それがわかっているだけでも、生きてるのはそんなに悪くない、と思える生活を送れていて、それなりに幸せです。
導きたいけど、選んで欲しい。
選ばせたいけど、選ぶ力を育まなきゃいけないし。
相手の年齢が違うと、悩みが違うところがあるかと思いきや、
相手の年齢が違っても、共通する悩みがあるのですね。
勉強になりました。