橋本岳衆院議員が、自民党両院議員懇談会を twitter で tsuda っていて、これは久しぶりにおお!と思った。

http://twitter.com/ga9_h

理屈では別にそんなのやればいいじゃん、できるじゃん、だから? なんだけど、実践する人がいて、それを読めるとまた別種の感慨を抱いた。久しぶり(10年ぐらいぶり) に新しい?メディアの切り開く可能性みたいなのを実感できてなかなかありがたかった。

リアルタイム性ってのは言うまでもなくリスキーだけれども、片手間でも、リアルタイムで、テレビ的編集や新聞的要約がなされず、誰が発信しているのかが明確な形で流されるってのは非常に面白いね。麻生総理始め、各出席者の物言いのテイストみたいなのが流し見できるってのはすごくいい。

それは出席している議員がすべきことなのかという議論はあると思うんだけど、どうせこういうのって、予定されている発言者以外は手が空いてるんだったらやってくれるのはダイレクト「感」という点で結構いいよね。

まあ、私の場合特殊事情として、岳さんは学生時代の先輩でそれなりに知っているので、知人としての信頼感がある人が出しているっていう事情があるんだけど、可能性を実感する機会をくれたという点については知人であるかどうかは関係なしに面白かったので、大変感謝。

ついでにふと思い立って橋本議員のWebを見てみたら、世襲議員問題について結構ちゃんと書いてあって感心した。でも多くの読者が、この文章をリアリティがあるものとして感じられるかどうかは別問題なんだろうなあ。世襲ってひとくくりにされちゃうんだろうなあ、残念ながら。栄里子さんとのくだりなんて、ほんとそのまんま書いてるだけなんだけどねこれ。

http://www.ga9.jp/modules/pro/content0022.html

しかし、日本の政治でのネット利用って、可能性実感して喜んでる場合じゃなくて、どっちかっていうと「やんねえとヤバいよ!」を誰でもいいから次々やってくださいよ、っていうステージではあるとは思うんですけど。何事もちょっとづつ進んでいくので、やっぱりその一歩進んだシーンを見るってのは面白いなと。