SeagateのST31000333ASっていう、例のバグ対象のHDDを持っていて、ふと思い出してファームウェアアップデートしたんですよ。昨晩。で、このファームウェアアップデート自体は、ISOファイルも提供されてさほどややこしくなく終わったんだけど。

同じディスクが3台あって、1台は特に問題なく終了。普通に使える。

残り2台は、Coregaの NAS Box(CG-NST2100GT, PromiseのOEM) に入れて使ってたんですよ。でまあ、「バックアップ必要とか当然書いてあるけど、まさかディスクのファームウェア上げたからって2台中2台ともおかしくなることねーだろ」と思い、むしろRAIDのミラー再構築とか走るとかったりーなー、と思い、システム停止して2台とも同時に変えてみたんですよね。

アップデートは普通に終わって、ディスクとしては健全に生きてるんですけどね。

まあもちろん、RAID、HDDときたら故障というぐらいで、「まさか」が起きるわけですよ!ある意味もう予想通り!

2台差し直して起動したら、2台ともNASが認識拒否しやがんの。なんでファームウェア入れ替えただけでディスク違うって信じ込むんだよー!中見てから判断しろよー!

もちろんNASに、無理矢理読み込むとか、データ非破壊再構築とか、そういうメニューはございません。NAS的には全面拒否の姿勢です。SSHとtelnetのpluginもenableしてあったけど、HDD領域読まないと使えないし。

でまあ、中身は、バックアップはどっかにあるはずだけどどこにあるのか分からないぐらいの感じのデータになっていてめんどくさいわけですよ。

でまあしょーがないから頑張って他のマシンから読み取ろうと戦いを始める。

Corega/Promise NAS は中に Promise のSATA RAIDチップを積んでるので、Software RAID じゃないんだよね。Mirroring でも、パーティーションは素ではないらしく、Acronis DiskDirector とかだとFSが見えない。

最近Macで生きていたので Desktop PC にはLinuxとか入れてないし、Ubuntu とか Knoppix のLive CDを使って見たんだけど、Xが上がっちゃうとうちのマシンのグラボうまく認識してくれなくて、画面が同期しない。Ubuntuってなんでテキストコンソールのシングルユーザーモードにできないの?

とかなんとかあって、Debian Live CD の rescue disk を使ってなんとか、ディスク操作できるまではたどり着く。

どうも Promise NAS 配下のディスクは、lvm2pv ってタイプでパーティーション一個作って、その中に lvm 使って認識させてるらしい。

vgscan

vgchange -a y

lvs

してなんとか認識したようである。 /dev/vg001/lv001 とかそんな感じ。

というわけでなんとかそこまで言ったので、NFSごしにマックの外付けディスクに吸い出して寝ました。

焦ってこんな作業をしていたら朝になってしまい、ちょっとだけ寝たけど起きたら頭がクラクラして気分が悪く、本日終了の巻。

午後になってナントカ行き交って出勤。そしてこっちはこっちで別のマシンのRAIDをいじる。そんな日。