朝起きれない。30分ぐらい起きれない。
なんとか起き上がって徒歩10分ぐらいの王宮&シルバーパコダに向かう。チケット売り場がすげートロい上に団体客のまとめ買いばかりでいちいち大変時間がかかって大変イライラする。買うのに10分ぐらいかかる。
というわけで王宮。よくKRに壊されなかったなと思うんだが...まあとにかくタイに比べると雑な感じはするが即位会場は割とちゃんとしていた。
シルバーパコダ。床板が純銀の板が敷き詰められているのでそう呼ばれるそうな。ほんとに純銀だったけど、銀ってすぐ曇るし、おまけに上に敷物敷いてるので(そりゃそうだ)、なんだかありがたみがない。これもやっぱりなんでKRに壊されなかったのか不思議な気がした。なんか仏像が全体に多すぎて収集ついてない感じ。
微妙に時間があまったので、tuktuk拾ってワット・プノン(丘の寺)へ。帰りまで待ってるって言うからtuktukに待っててもらった。
シルバーパコダとかより庶民的な感じのお寺。お参りジモティーも数人いる。ここの本尊より、後ろにあるペン夫人の像ってのが、リアルメガネはかけてるは、電飾で着飾ってるわのゴテゴテぶりで大変興味深い(写真と動画)。本尊もそうだが、電飾で後光を作る、ダーツの標的みたいなのを頭の後ろに飾っているのが大変日本人にはついていけないセンスですごい。そういえばタイのお寺にもあったような気がする。燭台にはクリスマスツリーの電飾みたいなのか飾ってあるし...
ガイドブックに夜間は治安がいまいちと書いてあったが、確かにホームレスっぽい、しかも親子連れっぽいホームレスなのか単に汚い普通の人なのか知らないが、が多くてなんか大変そう。本堂に登る階段は、足がない二人と手がない一人の物乞いにお出迎えされて、いや、大変だと思いますが私たちにどうしろと、というような大変複雑な気分になる。カンボジア、まだ2日目なのに、ほんとに手足がどこかかけてる物乞いの人を見かけるんだよなー。
象がいた。お金払うと乗れるらしい。
ホテル戻ったらまだ30分弱前なのにもう昨日のドライバーが迎えにきていた。いいドライバーなのか? ちょっと慌て気味にプール脇で朝食を食べる。コロニアルな感覚。
空港前の交差点が信号ってのがなんとも地方都市っぽい。空港の「Arrivals」表示の飛行機がかわいい。
何がしたいのかずっと眺めてる地元の皆さん(よくある光景ではあるが)を背にしてチェックイン。美術館の展示場みたいな通路を通って、何かと各国語で何かと挨拶してくれるヒマそうなセキュリティを通ってゲート付近へ。当然小さい空港で全く待たなかったので、ターミナルに着いてからゲートにつくまで10分ぐらいしかかかっておらず、小さいカフェしかないゲート前で一時間弱待ちぼうけ。国内線ゲートは2つしか使ってない模様。
カンボジア・アンコール航空コードシェア VN 9853, ATR52。ちなみにこの会社、VNと共同出資の初国営エアラインだそうで、それまでカンボジア、国内幹線飛ばしてたの、タイのBangkok Airways とベトナムの VN だけだったらしい。まあ、外人以外使わなそうではあるが。。。
ATR52なのでボーディングブリッジも使わず、地上から乗る。や、いいよね地上歩けるの。日本に比べると鷹揚だからフラフラして写真撮ってても文句言われないし。雨降ってなければ。
窓からは、噂通り水と陸の境目が曖昧な、川なのか湖なのか湿地なのか水田なのかわからない景色が続く。途中から曇ってきてちょっと残念。
50分ちょっとでシェムリアップ到着。近いなあ。シェムリアップも地上歩いてターミナルへ。なんとなく沖縄あたりの地方空港にでもいる気分。