コンテナ物語ーー世界を変えたのは「箱」の発明だった
を読んでから、サンフランシスコのベイエリアとかフィッシャーマンズワーフのあたりをふらふらしていると大変興味深い。
Pier 39 とかが単なる観光地になった向こうを、どー考えてもこのPierには止まれない超大型コンテナ船がゴールデンゲートブリッジをくぐっていくわけですよ。
Streetcar museum にいくと、中心部の港湾機能がアクティブだった時代に StreetCar が果たしていた役割や、さらにそもそも Streetcar の創業時に、荷役夫の皆さんは Pier のすぐ近くに住んでいて、Streetcar すら使わなくて客を集めるのに苦労した、というような話が載っていて、ああ、そうか、ここはこういうエリアなのかという事実がすごいストレートに出ている。
もちろん横浜とかにいてもそれは感じることができないわけではないんだけど、サンフランシスコは地形の問題でそれをすごい如実に感じるんだよね。横浜の場合、最早コンテナ船はベイブリッジより内側には入ってこないので。