レビュー

最近読んだマンガ

最近マンガばかり読んでいます。いつものことですが。同居人が、最近マンガが消費しきれないうちに貯まっていくと呆れ気味です。

というわけでたまにはblogでも書くかと思ったので最近買った物についてアレコレ。


うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)
うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)
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これは本誌あんまり読んでないので、いきなりりんが小学生から高校生になっている、という噂だけ聞いていたのだが、びっくりである。しかもりんがかわいい。だいぶ萌える。

コウキのお母さんとダイキチのアレコレもかなり萌える。夢見ちゃいそうになるって表現がすごいイイよなー。

同じ一冊の中に、エロなしで、女子高生萌えと40代バツイチ子持ち萌えを同時に展開させるのって考えたらすげえな。

しかし宇仁田ゆみの絵柄はそれだけでとても心象風景として心に迫るものがあるんだが、なんだろうねあれ。


毎日かあさん 5 黒潮家族編
毎日かあさん 5 黒潮家族編
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毎日かあさんの凄さなど私が言うまでもないと思うのだが。なんと言ってもあれだけ起伏のある人生の成り行きを、もの凄い安心感を持って読める、テンプレートパターンに突っ込んで、気軽に読める定型感があるにもかかわらず、やっぱりもの凄い感動的で新鮮な読後感があるという、アリエナイ両立さ加減とでもいうか、その感じだよな。いや、すごいよ。

荒川アンダーザブリッジ 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダーザブリッジ 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)
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以前最初に出たとき、一巻導入の通称「アムロがガンダムに乗るまで」期間の話が立ち読みしても正直ピンと来なかったので、なんとなく読まないでいたんだけど。でも聖☆おにいさんの鉄板具合から見て面白いはず、と思って買ってみた。やっぱ面白かった。この2週間ぐらいで、3日に一巻ぐらいのペースで進行中。意外とニノさんがヒロインとしてちゃんと機能しているのが面白い。

乙女ウイルス 3 (3) (IKKI COMICS)
乙女ウイルス 3 (3) (IKKI COMICS)
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これは新刊じゃないのだが、なにしろIKKI COMICSって目立たないので、3巻が出てたの知りませんでした。今更買いました。僕が僕的に通称「桃吐マキルと福耳ノボル形」と呼んでいるカテゴリ(滅多に分類されませんが)に入る。面白いのか面白くないのかギリギリ感がたまりません。YOSHIKIが破滅を求めるように、私はこのカテゴリを求めています。




ポテン生活 1 (1) (モーニングKC)
ポテン生活 1 (1) (モーニングKC)
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モーニング連載当初時は最初気づかないぐらい地味だったが(絵柄こんなだし)、最近結構楽しみにしている自分への気づき、そして単行本購入。

雑誌連載1Pベースでよんでるとクスクス、ぐらいで終わるのだが、単行本で一気に読んだらだいぶツボに入り始めて途中からゲタゲタ笑いはじめる感じになってたまりませんでした。

ウチのシステムだけじゃないところが痛い

割と頑張って夜の打ち合わせに出ていたら具合が悪化しましたがなんとか快復中。

ところでGWのヒコーキで寝る間に読んだ。

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学


いかにプロジェクトがgdgdになるか、それにあたってSEというお仕事を担当される方々の特性がどう左右するのか、など、非常に良く書かれているとは思うんだけど、基本的に「どうダメなのか」をシニカルに書いてあるだけなので、こう。。。

いやなんつか、すごくもっともな事しか書いて無くて、もし本当に業務システム外注に出してはじめて「どーなってんの?」と思っている方面の方が読んだら、納得いくかもしれないけどたぶん納得するころにはもう手遅れというかなんというか。。。次回作に期待しましょう、みたいな状態になってんじゃねーかという気がするし。

なんだろうこの読後感のすごく納得いく感じと全然納得いかない感じの共存は。

基本的に僕が今「オタ的シニカルさ」をなるべく乗り越えようとするステージにあるから、このシニカルなテイストはイヤなのかもしれないとも思った。あと一歩ファクトが薄かったら、ただシニカルなだけだからな。そうなったらこの本ただの中2病の変種に成り下がってただろうし。

そもそもそのシニカルさに慣れる事自体がある種日本で情報システム外注するよーな場合に慣れておく必要があるテイストだというメタ訓練も含まれているのかもしれません。

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