飛行機

東京・香港・ハノイ国際空港


久しぶりに、といっても9月以来だから5ヶ月ぶりだけど、ここ数年では一番間が開いてるんで、久しぶりにハノイに来た。

ついに羽田がアレなのでソレになって、日中便香港経由が往復できるようになったので今回は羽田発!香港経由。そういうわけでなんだかんだで初めての羽田新国際線ターミナル。うちからだとホント近いんでもーさいこー。

まあ初めてなんで、浮かれて早起きして、8:55の便の為に朝7時についたんですが、8時までやってる店少ないし、展望台は凍結閉鎖中だしでなんかしょんぼり。展望台はしょうがないとして、当面の間は変な時間にばっかり出るターミナルなんだから、お店の営業時間はもう少し考えてくれないもんだろうか。

出国しようかと思ったらちょうど展望台が開放されたらしいので写真を撮りに行ってみた。冬晴れの快晴だったので、朝日が輝いてキレイ。

送信者 201102-Vietnam-Hanoi-HUST


離陸はD滑走路。噂通り国際線ターミナルからだとだいぶあったけど、成田の第二滑走路のような釈然としなさが少ないのでまあ許せるというか、アメリカってこんぐらいタキシングするところ結構あるよな。

D滑走路離陸時左側窓際席だったんで、快晴の冬晴れの中、空港全景が富士山をバックにして朝日に輝いて本当にキレイだった。羽田は本当にかっこいい空港になったなーと。でも写真はありません。あーもー、どうして離着陸時にデジカメ使わせてくれないかな! 離陸後も、D滑走路からの出発経路は初体験なので新鮮で面白かった。木更津沖でA,C滑走路への着陸便が見下ろせる角度があって素敵。

とまあ大変嬉しくはあるのですが、なんか、どーかなと思うことも多かった。さっきの店の営業時間とかは改善可能だと思うけど。

まずどう考えたって「アジアのハブ」には小さすぎるよね国際線ターミナル。なんか、全て狭い。ラウンジも狭い。で、出発時間帯は偏ってるからそりゃまあ、混雑するだろうな。

保安検査場はなんか動線が不合理というか、荷物のせ机が壁と機械で二回遮られるのは釈然としない。そもそもレーンも微妙に少なめ? 優先保安検査場という麻薬中毒気味なのですげー待った気がした。

あと出国後、制限エリアの店が少ない。本屋は薬局併用の小さめだし。免税店はいいから喫茶店とかお土産屋とかもっと置いてもいいんじゃないのかなあ。今でこそまだ国際線はミールでるけど、特に羽田から出るような距離の便、LCC系はミール抜いてくるだろうし、国内線ターミナルほどにしないまでも、弁当とか飲み物とかもっと売るべきじゃないのかなあ。

そのうちバジェットターミナル作ったりするのかねえ。

なんとなく、羽田国際線は当面これ以上にはキャパシティ的に便利にするの限度がありそうなので、ちょっと残念でした。




機内でデンゼル・ワシントンのアンストッパブルを見た。暴走機関車もの。いや面白かったけど、アメリカの鉄道ってほんと違うよなあ、という印象が強くて強くて。デッドマンコントロールとかATSとかないんですか。いやまああっても曲線で脱線して大事故起こしてたっけ日本。そもそも乗務員の安全意識低すぎませんか。そりゃまあ、鉄道がそういうものだと思ってる国に、高速鉄道は誰も侵入させなければいいんです思想つきで新幹線輸出すんの難しいだろうなとか考える。




香港、HKIA。だいぶ天気悪くて着陸間際まで滑走路見えなかった。しかし、いつもながらHKIAのグランドの女の子は可愛いメガネっ子多いなあ。

HKG-HANのベトナム航空は以前ずっとA321だったと思うんだが、A330-200、しかもSkyteam塗装機だった。そういえばSkyteamに入ったせいで、CXに貯められなくなってかわりにデルタに貯められるようになっていた。

送信者 201102-Vietnam-Hanoi-HUST





でまあハノイ。割と低空進入部分が長くて、タンロン工業団地あたりから地理が分かる地上が見えてて面白かった。

ゲート周辺で手間取ってたらなんかお迎えの車と落ち合えず、久しぶりに空港タクシー使った。4年前より、空港タクシーのVND立ての値段、倍近いような気がするんだけど、まあUSDで払ったんだが。

しかし、ベトナムのこのインフレ率は実際暮らしてる給与がVND払いの人は大変だろうな。一般庶民の給与の伸び率とどっちが高いのかね。それとも外人が使うような高級なものの値段が上がってるって事なのかなー。

とつぶやいたら外資の賃金伸び率はインフレ率以上と教えていただいた。まあそりゃそうか。平均賃金だとどうなんですかね。




ホテル。今回は Movenpick Hanoi Hotel にしてみた。

出る前は半袖が長袖かで悩んでたんだが、夜になったらジャケット1枚じゃ寒い気温に。ベトナム人は冬は基本厚着なので、みんな結構厚着してるけど、僕もセーター持ってきてもよかったかも。

しかし、なんかどうにもこうにも部屋の暖房が温風が出てない気がする。電話かけたらなんか用務員さんぽい人が見てくれたけど、風向調節版を広げたところで温風が出てないのは直らないと思うんだけどな... 結局小型電熱ヒーター持ってきてくれました。まあ、いいんだけどさ...

というやりとりをする間にふと気になって "Movenpick hotel hanoi heating" でググったら、Tripadvisor で似たような事で悩んでた人がいて、ホテルからの回答も来ていた。

http://www.tripadvisor.co.uk/ShowUserReviews-g293924-d1161184-r94486595-Moevenpick_Hotel_Hanoi-Hanoi.html#CHECK_RATES_CONT

まあ、今日はちょっと寒いぐらいでそんななくても困らないんだけど、ほんと寒いとき寒いからなハノイ。でも結構暖房ないところ多いんだよね。普通のレストランとか絶対ないし、エアコンはクーラーだけみたいだし。




ところで久しぶりにローカルSIM買ってみた。Vinaphoneが3G対応しているらしいので試してみたくなったんで。しかし、SIM屋さんのスタッフはAPNっていっても伝わらないし。

驚きだったのだが、なんとVinaphoneは日本語サポートがあるらしい。GPRSアクティベート用のSMSで送られてきた番号適当にかけてみて、言われたとおりに 9192 にかけてみたら、日本語でサポートしてくれた! まあでも結局そこでもAPNは分からなかったんだけど。

その後どうもそのスタッフが個人番号ぽい普通の番号から、SMSで何度かフォロー送ってきてくれた。日本語勉強中で、nihongo heta desu だって。いや、なんかサポートとしてはどうかと思うし要件は解決しなかったんだけど、ほのぼのしました。"Ganbate kudasai" と送っておきました。

結局APN自体は例によって Siam_bleeze さんとこで見つけて設定しました。普通いったいどうしてるんでしょう。にしても、彼が日本に帰ってしまった今、今後ベトナムの携帯はどうやって使えばいいんだ。まあこのプロジェクトでくるのあと三回だけど。

http://siam-breeze.seesaa.net/pages/user/iphone/article?article_id=164986234




夕飯。Hanoi Tower の Japser のブンチャーが食べたくなったので行きました。ローカルなブンチャーも好きだが、これはこれで美味しいんだよね。肉自体はこっちの方が美味しいような気もするし。

送信者 201102-Vietnam-Hanoi-HUST






とまあ、久しぶりに頑張って長い旅日記を書いてみました。

カンボジアに行ってきた(1) - プノンペン

カンボジアに行って来た。新婚旅行3回目。というか航空会社的には、一年間の長い旅行中にやけに東京や大阪で長逗留している人である私たちは再び旅に出るのさ。

とりあえず序章。HND-KIX ANA3829, SFのA320,3号機。最終便のため、店が全然やってなくて苦労する。関空のローソンでしか雑誌買えず。

というわけえ関空からスターアライアンス世界一周航空券ルートに復帰。KIX-BKK TG673, 777-300。中間ギャレー横の二列席。SFから乗り換えたせいか特に狭く感じる。ビジネスも満席らしくまったく変更利かず。

バンコク。到着したの予定より早く、午前4時ちょい過ぎ。ラウンジで2時間ほど仮眠。ラウンジの仮眠設備がこんなに役に立つ日があるとは。スワンナブームのセキュリティゲートが本当に移動していた。トランジット客としては大変便利だが、出国後のメインセキュリティは混んでそうだなあ。

BKK-PNH TG580, 737。なんか777の座席がやっぱすごく狭かったような気がするんだが。。。あの席だけ?

というわけでプノンペン到着。プノンペン空港はこじんまりときれいでちょっとしたアジアンテイストもあったりして、割と感じよい。イミグレで日本語で挨拶されたのは久しぶな気がした。

出国出口脇のタクシーカウンタでチケットもらってタクシー。まあ、チケットっていっても支払いは車内だったけど、$9。

タクシーの運転手が割と英語ができて商売上手。これからあとどうすんの?とか、帰りのタクシーどう?とか聞かれる。なんか現地交通事情がよくわからんので頼むことにした。4時間ぐらいのチャーター状態で25$、帰りのタクシー同額とのこと。まあたぶん相場より若干高いんだろうが旅行会社のメニューより安いし、そもそもタクシーというものがあんまりないらしいので、安全策で頼んでみる。結果としては正解だった気がする。割と親切だったし。

町からみるプノンペンの印象は、「タイとベトナムを組み合わせた町」。私の知識で考える限り、建物の造りはハノイっぽい。ハノイより建物が低いが。銀行はタイ系が目立つ気がした。ベトナム系もあるけど。バイクがさほど多くない交通はタイの田舎っぽい。

というわけでホテルに着いたがまだ午前10時前でチェックインできないので、荷物置いて、タクシーに戻る。

で車で30分ほど走ってキリングフィールドに向かう。

プノンペンは小さい町。日本の県庁所在地に毛が生えたぐらいの規模感。道路交通はバンコクほど車はいないし、ハノイほどバイクもいない。信号も割とあってそんなに破綻した感じはしない。公共交通ないっていう割には機能してる感じがするのは、やっぱ人口が少ないからなんだろうか。

キリングフィールド。骸骨、骸骨、骸骨、墓、墓、墓。クメールルージュ支配下のカンボジアで処刑場だったところですな。で、掘り返して出てきた髑髏を慰霊塔にぎっしり詰め込んである。周囲ののどかな光景との落差が凄まじく、全般的に感覚がクラクラしてくる。

送信者 2009/11 Cambodia

タクシーに戻ってS-21(Secury System 21, トゥール・スレン収容所)に向かう。

S-21。元小学校らしい。学校の教師を区切って独房にしていたらしい。なんとなく高校の部室棟を思い出す(そうだったので)。建物がだいぶぼろぼろで棒で支えている箇所が。大丈夫か。ハノイ工科大の古い校舎を思い出す建物の造り。やっぱフランス植民地仕様の学校建築テンプレみたいなのがあるんだろうか。

元小学校で、鉄棒や校庭の器具を当時は拷問に使っていたらしい。なんかこう、キリングフィールドといい、落差というか、紙一重のギリギリで完全におかしい世界へようこそ、な感じが凄まじいのよとにかく。説明みなければのどかな世界なのに。

最初にクメールルージュ支配下で旅行したという元毛沢東主義者のスウェーデン人の「あのとき考えていたことと、今みて思うこと」って展示が興味深かった。

送信者 2009/11 Cambodia

タクシーに戻る。国立美術館近くのレストランで卸してもらう。昼飯。クメール料理を試す。そこそこ。

国立美術館。仏像仏像仏像。疲れていてだいぶ脳内に入らない。ガルーダとガネーシャがかわいいということを理解した。

トンレサップ川のほとりで途方に暮れる。物売りのこども無視したらなんか靴になんかなでつけて去られた。祠の仏像?がなんだかマリオに似ていた。

送信者 2009/11 Cambodia

歩いても15分ぐらいだが疲れたのでtuktukに乗ってみた。すぐついたけど涼しくてよかった。

ホテルにチェックイン。The pavilion hotel。欧米人が好きそうな高級ミニホテル。壁で囲まれたフレンチヴィラを改装しました、みたいな。中庭にプールがあって半裸の欧米系の人が本読んでる感じ。おとなしくビーチいけばいいのにとか思わなくもないが、まあ、彼らの考える南国にはプールが必要なのかもしれない。

送信者 2009/11 Cambodia

疲れたので死んだように3時間ぐらい昼寝する。起きたら7時過ぎだった。

15分ぐらい歩いてご飯食べに行く。Khmer Surin。2階テラス席は床に座ってタイによくある三角マットが背中。観光客泣かせな雰囲気だ。料理は魚のココナツミルク蒸しが甘くておいしい。Sour soupが一番おいしかった。具だくさんでエビがなくて辛くないトムヤムクン的な。

「それ、saltyだけどいい?」って注文時に警告された、アペタイザーの小型カニのサラダみたいなのが本当に塩辛かった。昔西原のマンガでみたタイかここらへんの、カニを入れてガシガシ棒でたたいてたサラダってこれか? ちなみに翌日夜ぐらいから体調を崩したのだが、原因はこれだったような気がしてならない。

送信者 2009/11 Cambodia

tuktuk乗ってオールドマーケット近くのナイトマーケットにいく。カラオケ大会みたいなのが行われていて若者熱唱中。

送信者 2009/11 Cambodia

携帯電話屋があった。Birdの携帯が20$台から。でもあれ Second Hand かな? SIMは驚きの一枚2$から。安! まあ携帯電話が25$あれば入手可能と。携帯電話ってほんと革命だよねー。

送信者 2009/11 Cambodia

「体重計屋」のおっちゃんが妙に工夫して営業していた。ライトとか。

送信者 2009/11 Cambodia

ホテルに戻って11時ちょいまえ。

tukutuk乗るとだいたい2$って言われるので1$ってネゴって、絶対拒否されるので去ろうとするとだいたいそれでいいと言われる感じ。1$より小さいとカンボジア・リエル払いになって桁が大きくて伝えられなくなるので、まあ、妥協点か。

ホテルの英語スタッフがもういなくなっていて、wifiのパスワードがわからんかった。ロビーのPCからケーブルかっぱらって自分基地局を建てる。平日なのでメールがいっぱいきてて萎える。

つづく。

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沖縄・下地島にて

先週末、沖縄・宮古島市の下地島空港に、JALの747-300 に乗っていって、タッチ&ゴーを見ようツアーに行って参りまして。

いやー、面白かったわー。一応説明しておくと、JALの747-300(クラシックジャンボ)が今月で引退するんですよ。で、下地島は日本唯一?の、民間定期航空の訓練空港で、海の近くで非常に綺麗なことで有名。んで、引退記念で、離発着訓練時にやるタッチ&ゴー(着陸するなり離陸する)を下地島空港でやるのを見に行こうぜ!っていうツアー。参加者全員飛行機好きな感じの。

なにが面白いかというと、

  • タッチ&ゴーは訓練空港か異常事態じゃないと見れない
  • まして、747-300のタッチ&ゴーは下地島でも普通見れない
  • 下地島空港は通常旅客便が飛んでいないので、普通に旅客機で降りて旅立てる事もそうない
  • ましてジャンボで降りて旅立てることなんてほぼあり得ない
  • そして747-300は今月で日系航空会社からいなくなる
  • おまけにCAさんは歴代JALの制服

とりあえずまあ、迫力のある写真でも。

送信者 2009/07/04-05 下地島 747-300

タッチ&ゴーは言わずもがなで面白かったんですが、旅客便が普段飛んでない空港なので、旅客チェック施設がない。仕方ないので、近所のホテルに観光バスで横付けして、臨時身体検査場が開設されておりまして、こんな感じに。非常に珍しい光景でした。

送信者 2009/07/04-05 下地島 747-300

「飛行機好きしかほぼ乗ってない」飛行機なので、着陸前に着陸復行はやってくれるし。あと、機内とCAさんの写真じっくり撮り放題という、通常便だとあまりあり得ないシチュエーションで遊ばせてくれたりとか。

なんか例外処理の異様に多いツアーで、JALツアーズのスタッフの方は非常に大変だったと思うんですが、大変満足でした。ありがとうございました。

あ、そういえば人生初沖縄でした。これにて47都道府県制覇。沖縄耳年増だったので、「りろんはしってる」ものがいっぱい見れてすげー興味深かった。料理うまいし。

帰り際、おまけに日本最南端と最西端駅制覇してきました。ゆいレール。

送信者 2009/07/04-05 下地島 747-300

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